キャンピングトレーラーで遊ぼう

日本ではマイナーなキャンピングトレーラーを少しでも多くの人に知ってもらえますように♪

メリットその2 維持費が安い!

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キャンピングトレーラーも車両の一種です。
車両ですから、自動車税も徴収され、車検も必要です。
確かに、全くキャンピングカーを持たない生活よりはコストがかかりますが、キャンピングトレーラーの場合はエンジンを持たない分、自動車税と車検が安価に設定されています。

 

 

自動車税は1万円ちょっとです

自動車税は排気量で税額が決まります。

一般的なキャンピングカーの排気量は2リッターから3リッターあります。

8ナンバー(キャンピング車)で優遇されていても、31,600円~40,800円程度します。

 

キャンピングトレーラーはエンジンも駆動モーターも持たないため、被牽引自動車というカテゴリで課税されます*1

被牽引自動車の税額は10,200円と定めている自治体がほとんどです。

実際、筆者の自治体でも年税額は10,200円とされています。


車検費用は2万円程度です

キャンピングトレーラーも2年に1回、車検を受ける必要があります。

ここでも、エンジンやミッションを持たない分、キャンピングカーよりも安価に設定されています。

車検に必要になる費用別にみてみましょう。
なお、ここでは車検そのものに係る費用を比較するため、ユーザー車検(点検と受験をユーザー自身が行うこと)で比較します。
販売店や自動車工場に車検に出す場合は、それぞれ整備料や車検代行料といった費用が発生します。

 

書類代が100円程度

車検当日(事前でも構いませんが)、車検に必要な申請書等の書類を購入します。
この書類代は運輸支局によって異なり、30円~50円と幅があります。
多く見積もっても100円もあれば十分でしょう。

 

検査手数料が1,800円

その名の通り運輸支局に支払う検査手数料で、小型・普通の差はあれ*2概ねこの金額です。

 

重量税が8,200円

重量税は車両の用途と重量で税額が決まります。
キャンピングトレーラーは特種用途車に属します。
普通免許でけん引可能な750kg以下の場合、重量税は1トン以下で8,200円になります*3
けん引免許が必要な1トン超のトレーラーの場合でも、1トン超~2トン以下で16,400円です。

 

なお、一般的なキャンピングカーでは、車両総重量2トン超3トン以下が多いようです。
この場合、24,600円となります。


自賠責保険料は4,650円

キャンピングトレーラーも車両である以上、自賠責保険に加入する義務があります。
ただし、自走できないという特徴から2年で4,650円と低廉に抑えられています*4

 

一般的なキャンピングカーでは2年で34,900円と、自家用車の27,840円よりも高額です。
この差が、キャンピングトレーラーの車検費用を安価に抑えている最大の要因と考えられます。

 

まとめると

以上の車検費用を合計しても、普通免許でけん引可能なキャンピングトレーラーの車検代は14,750円、けん引免許を取得してサイズアップしたトレーラーの場合でも車検代は22,950円となります。

車検は2年に1回なので、1年あたり11,500円。

これに年間の自動車税10,200円を加えてると21,700円。

これくらいの維持費だったら、キャンピングトレーラーもアリだと思いませんか?

 

 

*1:同じくエンジンを持たない日産リーフは、駆動モーターの存在のため排気量1リットル以下扱いです

*2:といっても100円差

*3:2015年5月1日以降基準

*4:2015年4月1日以降基準